2011年6月27日月曜日

【パンパン】Pampa Recordsのアルバム3枚【ここジャパ~ン】

やあ。
ポンポンここニッポ~ンもイイよね。

DJKozeが一昨年暮れ設立したPampa Records。シングル中心のリリースが続くかと思いきや、
今年は今月までにアルバム3枚を発表、ハイペースの割にそのどれもがマスターピースな内容。
なので勝手に紹介。

isolee - Well Spent Youth
金を払っているとなんとよそのプレイヤーもカスタマイズ可能なサウンドクラウド。

まずはジャケット貼付シール文句「イゾレのアルバムは5年に1回発売だよ!」が微笑を誘う本作、
本ルールを破って関係ない時期にコンピを出したのがまずかったか(完全憶測)
playhouseからではなくpampaから。ついでに前の2枚のアルバムも再リリース。
世の中には変わらないものがあると言うか、微妙な変化をし続ける「変わらなさ」が納得のいく内容。
アルバムという形態にはかなりの拘りがある気がする。あとハウスにも。当たり前か。
内容が悪いわけないじゃなないの!しかし次回リリースの2016年はアテクシ40歳になってしまいます。

Robag Wruhme - Thora Vukk(本作はembed不可の為isoleeとのスプリットシングルから)

そして世の中には変わりゆくものがある…Wuzzelbud "KK"から7年、ウルメちゃんのセカンドも
当然Musik KrauseでもFreude Am Tanzenでもなく、Pampaから。
ベッペッペッ!ベッペッペ!!でRockerよりも早く拙宅を一世風靡したWuzzelbud "KK"や
レンダリングされた埃の舞うようなフェイクジャズのフェイクIkke's Schlonze、ワイノミーの諸作等々の輝く軌跡から
なぜか何万光年も離れているように(曲自体に激しい変化があった訳でもないのに)感じる…多分傑作。
物哀しいというよりは平穏を感じさせるピアノ使い、偶然入り込んだようにも聞こえる外音のサンプリング、
全部コンピュータでやってますというような雰囲気をわざと伝えるインタールードなどがすご~くひっそり演出して、
エンディングではうっすら感動してしまうというビックリ作品。
衝撃的でも革新的でもダブステップでもないけれど、新しい気分がここにはある。これも必聴でしょう。

Ada - Meine zarten Pfoten
こちらで
世の女性は変わりゆく…ガッチリ気味の骨格が味気ない服から浮き出ているようなシングルや
歌っている人は別の人だと思ってしまう程甘い雰囲気のアルバムとも違う(遠くはない)本作も、
arealではなくPampaから。
2枚組にせずとも1枚で十分ダス!辛抱強く煮込んでいたら肉より先に骨が溶けていったホロホロ感。
しかし決して甘いだけではなくギリギリ残った腰の筋肉がフンワカ支えている。
リズムがほとんど無いにも関わらず抜群のリズム感が感じられるA面が特に、グー。


上記タレントのスカウトに励んだ?koze御大の新作も出して!